五十肩、四十肩

五十肩、四十肩の原因と症状

一般的に五十肩・四十肩は50歳代を中心とした中高年以降に、明らかな原因がなく肩の痛みと可動域制限が見られる疾患のことです。
肩関節の構造が変性することにより肩関節周囲の炎症が起き、進行するとすべての方向に可動域制限が見られる拘縮の症状がみられます。

実は、五十肩の原因はわかっていないのです。

ですが、当整骨院グループは、不良姿勢による肩関節の構造的異常による、脳の防御反応という結論に至っております。猫背の方に高い確率で五十肩に移行していることが多いので、不良姿勢と五十肩の因果関係は多いのあると考えられます。整形外科でのCT検査でも巻き肩から肩関節前方部に炎症と組織の癒着がみられ、長期間巻き肩が進むと一旦、肩関節を使わせないように、脳からの指令として五十肩の様な強制的な肩関節制限が発症すると考えられます。

一般的には3つの病時期での症状分類があります。

【急性期】疼痛が最も強い時期です。運動時痛のほかに、安静時痛や夜間時痛も出現します。痛みにより可動域制限が生じることも。

【慢性期】拘縮が中心で、すべての方向に可動域制限が見られます。疼痛は軽快に向かいます。

【回復期】可動域が徐々に改善し、運動時痛も消失していきます。

このように五十肩・四十肩には3つの病時期があり、各病期は4か月程度、全体として1年ほどで治癒していくのが一般的です。

当院では、急性期からそのまま回復期に移行する施術ができるようになりました。

病期に合わせた適切な施術ができるかがポイント!

肩関節は解剖学的な構造上、可動域の大きい関節であるため、急性期の痛み・炎症が強い段階で患部の安静を保つのが難しいのです。急性期は痛みが強く、肩関節を動かさなくなってしまうため、可動域制限が進んでしまいます。そのため、病期に合わせた適切な治療が必要となります。

急性期、慢性期に適切な施術を試みることによって、可動域改善が毎施術改善していくのがわかります。

整形外科の治療

【急性期】患部の安静・保温・軽度の運動療法・鎮痛薬の内服・ステロイド注射
【慢性期・回復期】運動療法を中心とし、可動域の改善を目指します。

これはとても時間がかかります。

当整骨院グループの五十肩、四十肩の治療法

一番効果的なのは骨格矯正です。オプションで患部の炎症をいち早く抑えるのにハイボルトという特殊な電気治療も有効です。可動域制限が起こらないように肩関節の動きに関与する筋肉にもアプローチしていきます。
また、骨格矯正は猫背を改善し肩関節の可動域の改善、自己治癒力を高めていきます。筋肉が硬くなると可動域制限にもつながるため、手技療法で筋肉の血行を改善し、自己治癒力も高めていきます。
さらに、コアレという機器で不良姿勢(猫背)を改善するべく、同じ症状を繰り返すことのないように、骨格を支える土台となる骨盤周りのインナーマッスルもトレーニングします。