自律神経失調症

なぜ自立神経失調症になってしまうのか?

身体的な要因としては、脳の働きにあります。
先天性の遺伝的要因が多く、なりやすい人なりにくい人がいます。さらに、生活環境や生活習慣の乱れによって神経とホルモンの働きが乱れてしまいます。そうすると交感神経、副交感神経の切り替えがうまく出来なくなり、自律神経が乱れます。

先天性の遺伝的要因はというと、親が自律神経失調症だと50%の確率で子に遺伝します。つまり、足の速い親の子供の50%は足が速いように、脳の働きも同じような現象が起こります。どういう遺伝かというと脳の延髄、視床下部、下垂体の発達異常が考えられます。ここから自律神経のコントロールに必要なホルモンが分泌されます。個人差がありますが、発達異常がない方に比べ、分泌量が少なかったり、断続的だったりします。多くの罹患者をみると、横隔膜が動きが悪く、胸式呼吸が強く、腹式呼吸できない。鳩胸傾向、体の圧力が体外に逃げず、さも、水中にいるかのように声は体内で反響している為、本人は大きい声と思っていても、周りには小さく感じてしまうことがあり、嚥下障害も度々罹患する。酔いやすい。これらの症状は一端に過ぎず、数多くの症状がありますので、一人一人に寄り添わなくてはなりません。

 

本人が自律神経が乱れていると自覚するには、例えば睡眠を取ろうとしているのに目がさえて眠れない。そして日中眠くなる。そのうち昼夜逆転したりしてしまい、体調を崩したり、不安感やネガティブな感情を多く感じてしまう。などを経験することで体に異常が起きている。周りに助けを求める必要があります。これは脳からのホルモンが正常に分泌されていないことが原因です。
また最近では食生活のせいでも乱れやすくなっていると言われています。小腸は自律神経が働きを管理していて、食事によって脳からホルモンを出します。
バランスの良い食事を怠り、お菓子やジュースばかり摂取している方は脳の機能まで乱れることで自律神経のコントロールが出来なくなってしまします。

当然、身体の骨格バランスも重要です。猫背など姿勢が悪いと身体の機能を正常に働かせることはできません。さらに、姿勢改善は一日にしてならず。日々の姿勢を気を付けながら通院により姿勢指導、トレーニング、骨格矯正を定期的に行うことで、自律神経のコントロールができるようになります。

自律神経失調症が改善しない理由

自律神経は脳からのホルモンでコントロールします。ホルモン分泌が正常に行われているかどうかであり、運動、睡眠、食事 この3つの生活習慣が最も大事なのです。
身体的な要因としては、運動習慣があるか、睡眠は取れているか、食事はバランス良いか、姿勢が悪くなっていないか、それらを改善しない限り、なかなか良くなることは難しいかもしれません。

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当院へお越しいただきカウンセリングの上、経過など様子を見ながら、当院で行っている施術を合わせて取り入れることで、症状の再発や症状の軽減が期待できます。