産後骨盤矯正
産後骨盤矯正
- 出産後の骨盤のゆがみが気になる
- 出産後の腰や恥骨に痛みがある
- 下っ腹がポッコリ、産後太りが戻らない
- 尿漏れするようになった
- 骨盤を締めて、元の身体に戻りたい
産後骨盤矯正の必要性
なぜ産後骨盤矯正が必要なのか?それは、妊娠中に分泌される「リラキシンホルモン」という女性ホルモンが大きく関わっています。
この「リラキシンホルモン」は血管を新たに作ったり、血管を拡張させたりしますが、重要なのは関節を緩めて出産しやすいようにする作用があることです。つまり恥骨結合、仙腸関節と呼ばれる骨盤を支える関節が拡がることで骨盤がゆがみ、不調の原因になってしまうのです。
【妊娠中のトラブルと骨盤のゆがみ】
妊娠中は不眠、頭痛、むくみ、便秘、つわり、腱鞘炎、足がつる、腰痛などの症状が起こりやすく、妊娠初期~後期にかけて、症状が出やすい時期から出にくい時期など個人差があるが、とても注意しなくてはいけない時期といえます。
出産後、骨盤のゆがみが有る人は約90%との調査もあり、骨盤矯正の必要性がわかる。
まとめると「リラキシンホルモン」の影響で関節が緩くなると筋肉や関節に通常以上の負担が加わるので、身体にかかるストレスも大きくなり支えきれなくなると腰痛や仙腸関節痛、恥骨痛などの症状が起きるので、そうなる前に予防しましょうということです。
そこで当院のソフトブロック施術(骨盤矯正)が有効になりますので、早めの施術が必要になります。当院では産後1ヶ月からの骨盤矯正をおススメしています。
症状の分類
妊娠中は体重の変化により姿勢が変化し母体への負担が増します。
・腰が前方へ反る、骨盤が前方へ傾く
・運動不足による筋力の低下が起こり、関節への負担が増す
・椎間板への負担が加わる(ヘルニアの怖れ)・・・など
これらの姿勢が変化してくると負担が増し筋肉に傷が入ったり、関節が変形したりと慢性的な症状になりやすい特徴があります。
出産後はホルモンの影響などにより、骨盤がゆがみ⇒姿勢が悪くなり、恥骨結合の離開や仙腸関節のズレが各症状の原因になります。
【子育てによる症状】
出産後、なんとか育児をしていると、授乳や抱っこやおんぶをしますよね?
赤ちゃんは最初は吸う力も弱く授乳時間も長く不良姿勢で長時間いなくてはなりませんし、赤ちゃんもずっと抱いていると重いので姿勢が悪くなり、肩こり、腰痛の原因になります。
ホルモンの影響もあり、筋力低下や骨盤のゆがみが育児によって回復が遅れるということが多いのです。
ですので、定期的なメンテナンスも必要になってくるのです。
骨盤矯正を始めたら
産後の骨盤はグラグラしているので、骨盤を正しい位置に優しく戻すソフトブロック施術(骨盤矯正)を推奨しています。
そして、出産するまで運動不足の方が多いことで下半身の筋力が大幅に低下しています。
尿道を閉める働きのある骨盤底筋の筋力低下がみられると、尿漏れなどの症状が起こります。
さらに筋力低下によるO脚も多い症状の一つです。
骨盤矯正は正しい位置に骨盤を戻していくことですが、それと同時に姿勢を保つのに必要な筋力をアップさせていくことが必要です。
ですので、当院ではソフトブロック施術と筋力トレーニングを組み合わせて経過観察していきます。
そして、10ヶ月掛けてゆっくり拡がった骨盤を急いで締めてしまうと母体への負担が増します(無理な矯正は痛みが出ることも)ので当院では3ヶ月から6ヶ月掛けてゆっくり締めていくことで、母体の負担をできるだけ減らし、調子のよい状態での育児や次回の妊娠の安定性につながるプログラムを行います。(症状に合わせて、短期コースもあります)
患者様のニーズに合わせて、コースが分かれていますので、ぜひ体験して頂ければと思います。